塩酸セフマチレン水和物(S-1090)の遺伝毒性試験
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
塩酸セフマチレン水和物(S-1090)の遺伝毒性の有無を検討するため, 遺伝子突然変異誘発性を指標とした細菌を用いる復帰突然変異試験をプレインキュベーション法により行った。また, in vitroでの染色体異常誘発性をチャイニーズ・ハムスター培養細胞(CHL/IU)を用いる染色体異常試験により, in vitroでの染色体異常誘発性をマウス骨髄細胞を用いる小核試験により行った。S-1090は, いずれの試験においても陰性と判定されたことから, 遺伝毒性を有しないものと結論した。
- 2001-05-08
著者
-
近藤 耕治
塩野義製薬株式会社
-
宮島 博文
塩野義製薬(株)
-
宮島 博文
塩野義製薬株式会社新薬研究所
-
高瀬 史朗
塩野義製薬株式会社新薬研究所
-
西本 洋司
塩野義製薬株式会社新薬研究所
-
白取 治
塩野義製薬株式会社新薬研究所
-
三宅 幸雄
塩野義製薬株式会社新薬研究所
-
近藤 耕治
塩野義製薬株式会社新薬研究所
関連論文
- P115 小核試験の一般毒性試験への組み込みは可能か?
- P-094(O-6) 遺伝子発現変動によるDNA反応性メカニズムの判別(ポスターセッション)
- P-3 ラットを用いた4週間反復投与小核試験
- P-94 CHL細胞を用いたin vitro小核試験の検討
- P-090 gpt deltaトランスジェニックマウスの有用性に関する研究 : diethylnitrosamine投与により誘発されるin vivo遺伝子突然変異の解析
- 塩酸セフマチレン水和物(S-1090)の遺伝毒性試験
- P-49 第2回トランスジェニックマウスを用いる変異原性試験に関する共同研究 : I.Procarbazineにより誘発された突然変異のスペクトル
- Cinoxacinの突然変異誘発性試験 (Cinoxacin)
- DISODIUM MERCAPTOUNDECAHYDRO-CLOSO-DODECABORATEの細菌を用いる復帰突然変異試験
- P-092 マウス肝コメットアッセイにおけるmiRNA発現同時解析の有用性評価(ポスターセッション)