現代韓国語の用言の接続形「-〓〓」と「-〓〓」について
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概要
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本稿は、現代韓国語の用言の接続形「-〓〓」と「-〓〓」を考察の対象としたものであり、先行研究で扱われた「選択関係」、「開放選択」・「指定選択」の意味、そして構文上の特徴を実際の用例を中心に再検討し、その文法的差異を考察した。考察の結果は、次の通りである。1)「一71し斗」は、「選択関係」を表す意味以外にも、「並列関係」を表す日本語のr〜たり」に対応する独自の意味を持つ。2)「-〓〓」は、r開放選択」も表すが、「指定選択」も表し得る。3)「-〓〓」は、「開放選択」の意味が強くありその強さが「一刃叫」との違いになるが、「-〓〓」も文の形によっては、ある程度の「開放選択」を表し得ると推察される。4)「開放選択」を表す「-〓〓」の用例の中、終結語尾で終わる「-〓〓」があり、この文の形は、「-〓〓」独自のものであると推察される。5)「-〓〓」も「-〓〓」も、一つの文に単独で出現可能である。
- 埼玉県立大学の論文