生育調節物質による茶芽の凍霜害回避について (続報) : 生育遅延の程度と耐凍性との関係
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概要
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前報において、2, 3の生育調節物質の葉面散布が茶の発芽を抑制し、かつ耐凍性の急激な弱まりを抑え、凍霜害の回避に役立つことを報告した。しかし1回だけの散布では、散布適期のは握がむずかしく、また薬害との関連から、濃度範囲も制限されるため、発芽抑制の期間も限られ、したがって凍霜害回避の有効期間もまた限られたものとならざるを得ない。このようなことから、ここではより長期間にわたる発芽抑制、および凍霜害の回避を目標にして、生育調節物質の反復散布を試み、凍霜害回避効果の持続期間、および被害を回避できる低温の範囲を中心に検討を行なった。
- 日本作物学会の論文
- 1968-12-31
著者
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