オオムギの効率的発芽試験法
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概要
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オオムギ品種ファイバースノウにおいて, 種子の効率的な発芽試験法を検討した.オオムギの種子は, 収穫直後の休眠が深い時期においても, 7℃の低温条件で, 24時間程度浸種した後, シャーレ上に置床して7℃の低温条件下に5日間置くと休眠が打破され, その後, 25℃で7日間加温処理して発芽, 発根を促すことにより, 確実な発芽率測定が可能であった.この休眠打破法を用いることにより, 試験開始から発芽率測定終了までの期間を2週間で行うことができ, 作業上の効率が高く, 確実な発芽率測定を行うことができる.
- 日本作物学会の論文
- 2005-03-31
著者
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