発芽時の低酸素ストレスが作物の発芽とその後の生育に及ぼす影響
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概要
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今年度からの転作率強化に伴い, 水田転換畑に普通作物が栽培されることが多くなると予想される。水田転換畑では, 土壌の過湿によって作物の出芽不良が生じやすく, その生産を不安定にしている。過湿による出芽不良の大きな原因の一つは, 水分過剰により土壌中の酸素濃度が大幅に減少することにある。低酸素濃度が作物の出芽と生育に及ぼす影響を解明することは, 水田転換畑での作物生産安定のために是非とも必要である。本実験では, 8種の作物を用い, 発芽時(播種から出芽までの期間)の低酸素ストレスが, 発芽とその後の生育に及ぼす影響を比較した。
- 日本作物学会の論文
- 1998-12-04
著者
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