畑稲のプラスチックマルチ栽培における保水効果
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概要
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慣行栽培にくらべるとプラスチックマルチの効果は大きかったが,降雨の保水処理の有無やその期間の差による生育,収量の違いは水陸稲ともに認められなかった。これを土壌水分の消長からみても,晴天が続いた後の降雨や梅雨時のような連続降雨後の場合にはそれ以後の土壌水分に差異を認めることはできなかった。少量の降水に続いて50mm程度の降雨があると保水量が20mm前後に達し,このような場合にはその後の土壌水分に若干の上昇傾向を観察できることもあった。
- 日本作物学会の論文
- 1971-06-30
著者
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