福井県における水稲直播 10 年間の取り組み(水稲直播栽培のこの 10 年と今後)
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概要
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冒頭でも述べたように, 本県は直播について積極的に様々な取り組みがなされてきているため, 指導者や生産者もいろいろな直播メニューを体験できる機会に恵まれてきた.生産者は指導機関等と協議して地域や経営環境にマッチした体系を検討しながら選択することになる.現在直藩は, 米価の低迷に対する低コスト技術だけでなく, 高温登熟を回避する品質改善手法としての期待も作付拡大の追い風になっている.今後, 栽培技術の詳細な詰めや経営への導入効果の解明等の課題の克服に伴ない, 低コスト稲作の方向を決定づける技術として, 徐々に拡大する方向にあると思われる.
- 日本作物学会の論文
- 2004-03-31
著者
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