水稲の箱育苗における葉令と移植時期との関係
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概要
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水稲の箱育苗における葉令増加の可能性について, 昭和46, 47年に, ひも苗, まつと苗方式について, 播種量, 施肥法, 育苗日数を変えて検討した結果, 播種量では80〜100gの範囲, 育苗日数は35〜45日で3.5〜3.6葉苗が得られ, 施肥法は基肥Nを少なく, 追肥重点で管理すると初期生育を抑制し, 葉令を増加しやすいことがわかった。そこで, 筆者らは箱育苗で得られる葉令のそれぞれ異なる苗が, 本田ではどのような生育特性をしめすかについて, 葉令と移植時期の関係から検討した結果, 2, 3の知見を得たので, その概要を報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1977-03-16