山口県における 2003 年産大豆の生育の特徴と後期灌水の効果(高品質農産物生産)
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概要
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山口県における2003年産大豆は、6月中旬から8月中旬まで低温寡日照の不順天候が続いたことから、播種作業の遅れ、生育量の不足がみられたことに加え、9月以降成熟期までの極端な少雨天候により粒の肥大が劣り、10a当たり収量は前年の85%に止まった(農林水産統計)。一方、晩播は通常年では収量水準が低く、茎長が短いことからコンバイン収穫適性も劣るとされているが、2003年は良好な生育を示した例もみられたので、播種期別に生育の特徴を整理し、今後の技術指導上の参考とする。
- 2004-08-05
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