シバの導入による傾斜地水田畦畔・法面の省力管理法
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概要
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中山間地域では水稲栽培期間中に畦畔・法面の草刈りが4〜6回行われている。この地域には高い法面を持つ水田が多いため、畦畔の雑草管理への重労働感が強い。また、基盤整備後雑草が被覆するまでに畦畔が浸食され、一部には崩壊する所もみられる。また、畦畔の雑草管理が障害となって、耕作放棄田が増加する場合もあり、農村景観を損ねる要因にもなっている。そこで、基盤整備後の畦畔を保護するとともに、その後の畦畔管理を省力化するため、法面植生としてシバの導入及びその管理法ついて検討したので報告する。
- 日本作物学会の論文
- 2001-07-26