広島県中山間地における稲作規模拡大の問題点
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概要
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広島県の稲作は昭和60年以降、規模別農家戸数においても作付け規模別面積から見ても1ヘクタール未満の零細経営が減少する一方、2ヘクタール以上の経営が増加する傾向にある。農地の移動と農家階層の分化がわずかづつ進んでいると考えられるが、大規模な個別経営体の成立には様々な阻害要因の解明と、それに基づく支援策を樹立することが急がれる。そこで現在する大規模農家の抱えている問題点を探索し、改善方向の検討に資するため、東広島市に在住する13ヘクタール規模の農家について聞き取り調査を行うとともに、その農家の問題点が全体的に共通のものであるかどうかを確かめるため、県内においてアンケート調査を行った。
- 日本作物学会の論文
- 1993-08-02
著者
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