広島県におけるコシヒカリ早期栽培取組みについて(中国中山間地帯における作物の付加価値栽培技術)
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概要
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広島県中南部において, 最も作付けの多い水稲品種は中生新千本である。とりわけ南部地帯で多く, 全体の80パーセント以上を占める最大品種であるが品質上の欠点から流通における評価が悪く品種の転換が求められている。代替え品種としてコシヒカリが導入され始めているがこれらの地域は栽培区分上からは必ずしも適地とはいえないため, このまま作付けが増えれば再び流通の立ち遅れが来ることが予想される。そこで地域の気象特性を活かした早期栽培により産米改善をはかることとし, 技術的な可能性について検討し, 市場の評価を得ることとした。
- 日本作物学会の論文
- 1989-08-07
著者
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