メタスルホカルブ粉剤が水稲苗の生育に及ぼす影響について
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概要
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水稲の機械移植栽培の普及, 定着に伴って育苗方法が箱育苗方式となり, イネ立枯病やムレ苗の発生がしばしば問題となってきた。これらの防除薬剤として広範囲の病菌に高い効果を示し, 持続効果が長いメタスルホカルブ粉剤(商品名カヤベスト粉剤)が農薬登録され, 普及に移されつつある。しかし, この薬剤を使用した場合に, 生育抑制を惹起し, 床土の種類により差異があると思われる情報を得た。そこで筆者は本県産の水田土, 数種の山土, 人工培土を用いて苗生育に及ぼす影響について検討した。
- 1986-07-30
著者
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