11 垂直的咬頭干渉が咬合力発現に及ぼす影響
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概要
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咬頭干渉の生体への力学的な作用に着目し, 当該歯の動揺度や脈動, あるいは歯根膜の組織的変化から歯周組織への影響を観察した研究は数多い. しかし咬頭干渉の垂直的な高さの違いによる影響を, 干渉歯に発現する咬合力の変化からとらえたものは見当たらない. 本研究では咬頭干渉を歯の接触時の上下的偏位要素が強い垂直的咬頭干渉と下顎の側方運動を障害する要素の強い水平的咬頭干渉に分類し, そのうち垂直的咬頭干渉の高さの違いにより当該歯に加わる咬合力がどのように変化するかを観察した. さらに咬合力発現に呼応した筋電図や閉口終末位の安定性から咀嚼系の干渉に対する生理的な反応を分析した.
- 大阪歯科学会の論文
- 1997-03-25
著者
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