飼料用麦類の短期栽培に関する研究 (予報)
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概要
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水田裏作麦の作付増反が望まれているが, 早期化された水稲の作付と競合し, さほど大きな期待はもてない現状である。しかし, 早期栽培跡地は8月下旬収穫後適切な作物の導入もなされないまま放置されている。この跡地利用には飼料作物, 野菜などの栽培がすすめられているが, 年内利用による麦類の栽培も考えられ, 麦類の短期栽培と仮称して試作を行った。この場合, 麦の利用は飼料用とし, 青刈のみならず穀実をも対象としたが, かかる実取り栽培の実用化については報告もなく, その可能性を検討すべく早期跡地を想定し, 転換畑において予備的な調査を行ったので結果の概要を報告する。
- 日本作物学会の論文
- 1975-07-28
著者
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