イミダゾ [1, 2-α] ピリジン部分を有するスルホニル尿素系化合物の合成と除草活性
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概要
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イミダゾ[1, 2-α]ピリジン環を有するスルホニル尿素系化合物の畑地雑草に対する除草活性を調べたところ, 縮合環上2位にメチルスルホニル基を有する化合物が興味ある活性を示した.そこでその類縁化合物を合成し, それらの除草活性を調べた.また, 類縁体合成の過程で鍵中間体の簡便な合成法を見出した.合成したスルホニル尿素系化合物の中で1-(2-エチルスルホニルイミダゾ[1, 2-α]ピリジン-3-イルスルホニル)-3-(4, 6-ジメトキシピリミジン-2-イル)ウレア(TKM-19)は出芽前, 出芽後処理のどちらでも高い除草活性を示し, 小麦に対して選択性を有していた.また, このものは既存の除草剤では防除が困難なウマノチャヒキに対しても卓効を示した.
- 日本農薬学会の論文
- 2001-05-20
著者
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石田 泰雄
Agricultural Research Laboratories Agro Company Takeda Chemical Industries Ltd.:(present Address)tak
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太田 一成
Agricultural Research Laboratories, Agro Company, Takeda Chemical Industries, Ltd.
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伊藤 滋之
武田薬品工業株式会社アグロカンパニー農業科学研究所
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伊藤 滋之
Agricultural Research Laboratories Technical Division Sumitomo Chemical Takeda Agro Co. Ltd.
-
山脇 孝博
武田薬品工業株式会社アグロカンパニー農業科学研究所
-
山脇 孝博
Agricultural Research Laboratories, Agro Company, Takeda Chemical Industries Ltd.
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太田 一成
武田薬品工業株式会社アグロカンパニー農業科学研究所
-
太田 一成
武田薬品工業農業科学研究所
-
太田 一成
Agricultural Research Laboratories Agro Company Takeda Chemical Industries Ltd.
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