新規オキサジン除草剤 MI-3069 の製造における重要中間体である 1-(7-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-メチルエチルアミンの実用的合成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
タイヌビエ用除草剤である3-[[1-(7-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-メチル]エチル]-2, 3-ジヒドロ-6-メチル-5-フェニル-4H-1, 3-オキサジン-4-オン(MI-3069)の合成において, 重要中間体である1-(7-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-メチルエチルアミン(VII)の実用的合成法を種々検討した.その結果, 2, 3-ジクロロニトロベンゼンから誘導した2-ニトロ-6-クロロチオフェノールを接触還元して得られる2-アミノ-6-クロロチオフェノールと2-アミノ-2-メチルプロピオニトリルを環化させることにより, 高収率で目的とする中間体(VII)を合成する事ができた.本製造法は, 従来の方法と比較し安価な原料を使用し, かつ反応段数も少なくより実用的で効率の良い製造方法である.
- 日本農薬学会の論文
- 2001-02-20
著者
-
前田 和之
Biology Group Central Research Institute Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
-
池口 雅彦
Chemistry Group, Central Research Institute, Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd.
-
澤木 雅彦
Chemistry Group, Central Research Institute, Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd.
-
菊川 弘司
Biology Group, Central Research Institute, Ishihara Sangyo Kaisha, Ltd.
-
池口 雅彦
Chemistry Group Central Research Institute Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
-
澤木 雅彦
Chemistry Group Central Research Institute Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
-
菊川 弘司
Biology Group Central Research Institute Ishihara Sangyo Kaisha Ltd.
関連論文
- 新規オキサジン除草剤 MI-3069 の製造における重要中間体である 1-(7-クロロベンゾチアゾール-2-イル)-1-メチルエチルアミンの実用的合成
- 1-アリールアルキル-3-ピロリン-2-オン誘導体の合成と除草活性
- チオフェンスルホニルウレア化合物の合成と構造-除草活性相関