アセタミプリド 2% 粒剤の土壌施用によるキャベツのコナガに対する殺虫効力
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概要
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Acetamipridは, 鱗翅目昆虫に対する殺虫活性及び浸透移行殺虫力に特長を有する新規殺虫剤であるが, その特長を生かすための実用的な処理方法を探索するに当たり, 粒剤の土壌処理による効力を検討した.植え穴処理を土壌処理における基本的処理方法と位置付け, 本処理法を中心に圃場におけるコナガ幼虫に対する殺虫効力を調べた.その結果, acetamipridは, 普通粒剤でも対照薬剤並の効果を示すが, 徐放性粒剤にすることにより土壌や降雨などに影響を受けにくい安定した効力を得ることができた.さらに、育苗箱株元処理(ペーパーポット処理)でも高い効力を示すことが分かり、土壌処理用粒剤として使用するのが適当であると判断された.
- 日本農薬学会の論文
- 1998-08-20
著者
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浅井 真
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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山田 富夫
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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村橋 一彦
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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高橋 英光
Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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満井 順
Odawara Research Center, Nippon Soda Co., Ltd.
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