2-クロロピリジン-3-カルボキサミド系殺菌剤の定量的構造活性相関
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概要
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N-置換アリール-2-クロロピリジン-3-カルボキサミド誘導体の灰色かび病(Botrytis cinerea)および紋枯病(Rhizoctonia solani)に対する殺菌活性を検討し, その構造活性相関を物理化学的パラメータを用いて重回帰分析により解析した.その結果灰色かび病に対しては, アミノ基のオルト位に位置するアルキル基の存在(I_<so>)と, 分子の疎水性(log k′)が殺菌活性にとって重要であることが示唆された.一方紋枯病に対しては, メタ位のアルキル基の存在(I_<sm>)が最も重要であり, 次いで分子のサイズ(I_<R5>およびV_w)も殺菌活性にとって重要であることが示された.
- 日本農薬学会の論文
- 1993-02-20
著者
-
佐々木 直子
Research Center Mitsubishi Kasei Corporation
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織田 雅次
Research Center, Mitsubishi Kasei Corporation
-
榊 敏朗
Research Center, Mitsubishi Kasei Corporation
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山岸 兼治
Research Center, Mitsubishi Kasei Corporation
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富田 啓文
Research Center, Mitsubishi Kasei Corporation
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野中 はるみ
Research Center, Mitsubishi Kasei Corporation
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富田 啓文
Research Center Mitsubishi Kasei Corporation
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山岸 兼治
Research Center Mitsubishi Kasei Corporation
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榊 敏朗
Research Center Mitsubishi Kasei Corporation
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野中 はるみ
Research Center Mitsubishi Kasei Corporation
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