原発性肝癌破裂による腹腔内出血の1例
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概要
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原発性肝癌の自然破裂は突発性に発生し,急性腹症の状態で来院することが多いため,予後不良な疾患とされている.今回,われわれは原発性肝癌の破裂により腹腔内大量出血を来たした症例に対し開腹下に肝動脈塞栓術を行って一時的に止血を行い,その後に肝右葉切除を施行し得た1例を経験したので報告する.
- 一般社団法人日本消化器外科学会の論文
- 1983-10-01
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