星状神経節ブロックが有効であった胃切除後ダンピング症候群の1例
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概要
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66歳の男性.7年以上前から毎朝食後,胃切除後ダンピング症候群で悩んでいた.主な症状は動悸,脱力感,倦怠感,時としてその後の深い眠りなどがあり15分位続いた.各種薬物療法,食事療法,運動療法などはほとんど無効であった.1995年12月18日,右側に星状神経節ブロック(SGB)を行った.効果は劇的で翌日の朝食後は全く症状がなく快適な朝を過ごした.この日,さらに左側のSGBを追加した.効果はその後10週間以上続いている.
- 一般社団法人日本消化器外科学会の論文
- 1996-11-01
著者
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