供給機から送出される部品の方向性を含む姿勢
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概要
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平板上を転がる転動体の静止姿勢は、その転がり運動に関する若干の考察を行うことによって出現確率を求められるが、静止時の向きは定まらない。自動組立の部品整列においては、供給機の部品走路から送出される部品の姿勢として向きも考慮されなければならない。本研究は、転動体の方向を考えない底面に対する姿勢が重力によって転動体が底面に押付けられることによって安定し、供給機の走路上における部品の向きは、輸送力の一部である遠心力によって部品が走路側壁に押付けられることによって定まることに着目して、底面に対する姿勢に関する理論を走路側壁に対する姿勢と考えることによって適用して、振動ボウルフィーダの場合を例にとって供給機から送出される部品の向きを考慮した姿勢に関する理論および実験との比較を示したものである。
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1981-04-05
著者
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