用紙ローラ送りにおける蛇行修正法の研究
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概要
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用紙をローラではさみ、送る方式においては、用紙の蛇行を修正する何らかの機構が必要となる。本報告は、はじめに用紙の蛇行特性を一般化して定式化し、次の形で表されるフィードバックを行うことにより修正動作がされることを示した。(dδ)/(dy)=-(Aθ+BX)この式において、δは用紙両端における送り量の差を表し、yは用紙の平均的な送り量、θは用紙の傾き、Xは用紙幅方向のずれ量、A、Bは定数である。次に、この結果を二つの具体的な修正機構に応用した場合の動作特性を測定し、定式化の正しさを確認した。
- 1981-04-05
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