はめあいに及ぼす形状誤差の影響(第2報) : テーパはめあいとテーパ角度誤差
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概要
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モールステーパNo.3の軸と円筒のはめあい圧力および変形状態を解析し, 軸方向およびねじり方向剛性とテーパ角度不一致の影響について検討している。解析は第1報と同様有限要素法で行われ, 次のような結論を得ている。(1)全はめあい面にわたって接触するとき, スラスト荷重に対して変位は比例するが, トルクとねじり変形の接触面での滑りのため比例しない。また, トルクはほとんど滑りの生じている部分で伝達される。(2)テーパ角度の不一致により接触剛性は低下し, 軸方向変位はスラスト荷重に比例しない。接触幅, 軸方向変位は近似的に求めることができる。(3)軸のテーパ角度が円筒よりも大きい場合と小さい場合では, ねじり変形に対しては前者の方が好ましい。
- 1980-11-05
著者
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