肺全摘除後SF_6による長期胸腔内管理
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概要
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一側肺全摘除後, SF_6による胸腔内管理を6年以上受けている8例を対象とし, 臨床所見, 経過につき検討した.1:SF_6による胸腔内管理は長期にわたり安全に施行可能であった.2:術後1年以上では施行回数は年平均2回程度となる.胸膜の肥厚によりSF_6の吸収が減少し, 胸腔内圧が保持されるためと考えられた.3:腹部手術, 内視鏡, 放射線, 化学療法は良好なPSで施行可能であった.
- 特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会の論文
- 2001-03-15
著者
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森田 純二
高松赤十字病院呼吸器外科
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吉澤 潔
高松赤十字病院呼吸器外科
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三浦 一真
高松赤十字病院呼吸器外科
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長尾 妙子
高松赤十字病院呼吸器外科
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吉田 卓弘
高松赤十字病院呼吸器外科
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吉澤 潔
高松赤十字病院 外科
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吉沢 潔
徳島大学
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森田 純二
木村内科・呼吸器科医院
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森田 純二
高松赤十字病院外科
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三浦 一真
高松赤十字病院外科
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三浦 一真
高松赤十字病院
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吉田 卓弘
国立病院東徳島病院外科
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吉田 卓弘
高松赤十字病院外科
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森田 純二
高松赤十字病院 呼吸器外科
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吉澤 潔
高松赤十字病院 呼吸器外科
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