二座窒素配位子により橋かけされた新規な二核および三核イリジウムビドリド錯体
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概要
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本文データの一部は、CiNiiから複製したものである。Reactions of Ir hydrido complex [Ir(H)_2(PPh_3)2(Me_2CO)_2]X (X=PF_6, BF_4) with bidentate nitrogen ligands such as 3,6-di-2-pyridyl-1,2,4,5-tetrazine (dpt), 1,2-bis(4-pyridyl)ethylene (bpe), 4,4'-pyridyl disulfide (dps), 4,4'-trimethylenedipyridine (tmdp) in CH_2Cl_2 afforded various di- and trinuclear Ir hydrido complexes, [Ir_2(H)_4(PPh_3)_4(dpt)](PF_6)_2 (1), [Ir_2(H)_4(PPh_3)_4(bpe)_2](BF_4)_2 (2), [Ir_2(H)_4(PPh_3)_4(dps)_2](PF_6)_2 (3) and [Ir_3(H)_6(PPh_3)_6(tmdp)_3](PF_6)_3・3Me_2CO (4). Their structures and properties were characterized by IR, ^1H NMR and a single crystal X-ray analysis. In all the Rh hydrido complexes, the Rh atom is coordinated by two PPh_3 ligands in the trans-position and two nitrogen ligands in the cis-position. The remaining sites are occupied by two hydride atoms to form a saturated 18-electron framework in a slightly distorted octahedral geometry. Based on structural studies in solution and in the solid state, it was demonstrated that di- and trinuclear Ir hydrido complexes with bidentate nitrogen ligands were selectively produced depending on the structural feature of bridging ligands.
- 近畿大学の論文
- 2003-02-28
著者
-
宗像 恵
近大理工
-
宗像 惠
Kinki Univ. Osaka Jpn
-
黒田 孝義
Kinki Univ. Osaka Jpn
-
前川 雅彦
近畿大学理工学総合研究所
-
末永 勇作
近畿大学理工学部理学科化学コース
-
黒田 孝義
近畿大学理工学部理学科化学コース
-
宗像 恵
近畿大学理工学部理学科化学コース
-
末永 勇作
近畿大学理工学部理学科
-
宗像 恵
近畿大学理工学部化学教室
-
宗像 恵
近畿大学理工学部
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