羊水検査を受けるか否かの意思決定について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は、羊水検査を受けるか否かの決定に影響する要因を明らかにすることである。研究方法は半構成的面接法とした。対象は、羊水検査説明会に出席した妊婦およびその夫の22例である。結果は、医師の説明前に検査を知っていた者が多く、多くは受診している医師から説明を受けた時点で検査を受けることを決めていた。また、医師から説明がなくても、自ら検査を希望するものもおり、羊水検査への受診行動は医師からの説明と本人の検査に対する知識を動機としていた。羊水検査を受けるか否かの決定の要因として、検査に対する夫の態度、ダウン症や障害児に対する認識、過去の出産体験、検査に対する医師の態度、異常と分かったときの態度があがった。
- 1998-09-07
著者
関連論文
- 全国の通信制高等学校における保健室の実態と課題
- 羊水検査を受けるか否かの意思決定について
- 看護大学生の死についての態度構造の縦断的研究
- 家族を看取った看護師のがんに対する態度構造
- 臨床指導者と教員の指導方法
- 大学生と看護学生の死に関わる体験と意識
- 脳死と臓器移植に関する新聞記事の内容分析(第8回日本生命倫理学会年次大会セッション「脳死・臓器移植」)
- 看護学生の死についての態度構造
- 検査の意思決定過程における医療者-患者関係
- リンパ浮腫に関する実態と研究の動向
- がん告知を受けた患者・家族の家族機能に関する調査 : FFFS日本語版Iによる家族機能の評価から
- 夫婦の羊水検査を受けるか否かの決定に関する基礎的研究 : 決めるまでの経過について
- グローバリゼーションと日本の看護界の動向 (特集 グローバリゼーションと看護)
- アメリカ合衆国のがん看護事情・カリフォルニア州
- 高齢者在宅サービス提供に関する問題と課題--名古屋市と大垣市の事例から
- 思春期における不登校経験がセルフエスティームに与える影響 : 発達段階別にみた不登校経験者と非不登校経験者との比較
- 一般病棟から緩和ケア病棟へのギアチェンジ (焦点 新しいケアの創造に向けたがん患者・家族の理解)
- 看護大学2年生の死についての個人別態度構造