第44次南極地域観測隊ドームふじ観測拠点越冬報告2003-2004
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概要
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第44次南極地域観測隊ドームふじ越冬隊の8名は2003年1月19日から2004年1月23日までドームふじ観測拠点(77°19S, 39°42E, 3810m a.s.l.)において越冬観測を行った.ドームふじでの越冬は,第I期南極氷床深層掘削計画の第36,37,38次隊以来の4回目であった. 今回の越冬は気象,雪氷,医学研究等の他に初めて宙空隊員が越冬し,流星バースト通信実験やオーロラ観測を行い,各分野とも貴重な結果を得ることができた. また,今回の最大の任務は第II期同計画のための新掘削場を完成させ,越冬明けの春に航空機で内陸に到着する第45次隊の5名を迎え入れて深層掘削を開始することであった.期間中大きな怪我や事故もなく無事に越冬を完了し,新掘削場,新型ドリルも予定通りに完成し,362m深まで掘削することができた.
- 国立極地研究所の論文
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