昭和基地および,リュッツォウホルム湾の沖合の天気とその予報について(気象部門)(<特集>南極シンポジウム)
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概要
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氷海における宗谷の行動および,船から基地への空輪などのオペレーションに対する協力の立場から,南極地域夏季の気象を綜観的に解析した.宗谷が主として行動する流氷域北縁附近を境として,流氷域内外の天候は大に異なり北方は悪天候,南方は好天気のことが多いので,流氷域外の予想が適中すれば90%まで空輸成功が期待できる.流氷域外の天候予想について,悪天候を来す場合の気圧配置の特徴,悪天候から好天に転ずる場合の気圧配置,中緯度高気圧発達の場合,極高気圧発達の場合,気圧配置の周期,その他特異な天気状況などについて調査した結果を報告する.
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