心身医学的療法の統合について(心身医学における各技法の適用と限界)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Our routine psychosomatic techniques include interview counseling approaches combined with simplified versions of psychoanalysis, as well as behavioral modification techniques. Our somatopsychically oriented approaches include "body learning" such as self-examination of bodily functions (e. g. blood pressure, etc), biofeedback, bioenergetic therapy, Morita therapy, fasting therapy, art therapy and Yoga training. Psychopharmaceuticals are also routinely used with problems at all levels, whenever necessary. On route to actualizing the integration of these varied approaches we feel we are discovering some important clinical principles. One is the primary importance of restoring an optimal level of interoceptive awareness to the patient so that he, or rather his body, can learn prohomeostatic selfcontrol. Secondly, the natural state of consciousness (so-called ASC) induced by somatopsychic approaches generally serves as a desirable preparatory condition for orthodox psychosomatic approaches. For instance, fasting therapy, a unique Japanese somatopsychic therapy, provides us with a unique medium for psychotherapeutic approaches by facilitating a kind of ASC. Bioenergetic therapy, scream therapy, Gestalt therapy, etc. can, for example, be very useful in promoting insightive processes (as in psychoanalysis) by actively stimulating abreaction through somatopsychic techniques.Another important principle is the general clinical effectiveness of patients' learning to become aware of their 'observing' selves and learning to positively accept existential anxiety. For example, positive acceptance of existential aspects can be a basic goal in the management of patients in clinically extreme situations. As these various levels of anxiety exist simultaneously in many patients, it becomes a difficult problem to make a correct diagnosis and to select suitable therapeutic techniques. We are now focusing on this kind of training in our department.
- 日本心身医学会の論文
- 1979-04-01
著者
関連論文
- B-40)自律訓練法の継時的な生理学的研究(第17回日本心身医学会総会)
- 133.C1 inactivatorを有する血管神経性浮腫の2症例についての検討(薬剤アレルギー, 即時型アレルギー, アレルギー反応のメジエーター, 補体)
- 18. 気管支喘息の心身医学的研究(第2報)(第14回日本アレルギー学会総会)
- 45.食品にたいする異常反応の心身医学的考察(第13回日本アレルギー学会総会)
- 気管支喘息の心身医学的治療
- 気管支喘息の心身医学的治療 : 第6回日本精神身体医学会抄録
- 19.卵白アルブミンに対するマウスの免疫応答 : III.加令と IgE 産生(抗体産生と抑制)
- 40.気管支喘息の補体系 : 特に alternative pathway について(補体)
- 小児気管支喘息自然寛解者におけるアドレナリン受容体機能と気管支のアセチールコリンに対する反応性について
- 糖尿病管理における行動科学的展開(第1報) : 糖尿病患者の自我状態(第22回日本心身医学会総会一般演題に関する質疑応答)
- IIC-34 糖尿病管理における行動科学的展開(第1報) : 糖尿病患者の自我状態(内分泌代謝)
- A-24) 気管支喘息に対する心身医学的な治療と追跡調査成績について(呼吸器疾患)(第16回日本精神身体医学会総会)
- 4.攻撃心と臨床(第13回日本精神身体医学会九州地方会 演題抄録)
- I-36 気管支喘息といわゆる症候移動(その1) : 精神病様反応を中心として(循環器の心身症)(第14回日本精神身体医学会総会一般演題抄録・質疑応答(I))
- 81)行動療法と心身症(IV)(治療)(一般演題抄録・質疑応答)(第12回日本精神身体医学会総会)
- IgM の関与が考えられた寒冷蕁麻疹の1症例
- 121) 心臟血管呼吸神経症の診斷學的及び治療學的研究(第1報)(第19回日本循環器學會總會)
- 日本における精神身体医学の歴史と現況
- 61)心身症における治療抵抗(I)(臨床調査・心理テスト)(第10回日本精神身体医学会総会)
- B I-19 即時型アレルギー反応とストレス(I) : ストレス指標としての胸腺とアレルギー感受性について(実験心理)
- 1.Clq deviation test による circulating immune complex の定量(5 Immune complex)
- 耳鼻咽喉科領域の心身医学
- いわゆるアレルギー疾患の心身医学
- 20. 気管支喘息の臨床的検討 : プラスミン値, 血漿補体価, β_, β_ グロブリン値について(喘息 (病態生理))
- 42. IgM の関与が示唆された寒冷蕁麻疹の1症例(皮膚アレルギー)
- 全人的医療の核としての心身医学 : 心身医学の現状と将来
- プライマリ・ケアにおける心身医学の必要性(初めて心身医学を学ぶ方のための入門講座)
- わが国における心身医学の歴史と展望
- 11.気管支喘息の経過に関与する諸要因についての心身医学的検討(1 加令と喘息の経過)
- ステロイド依存性喘息の心理面に関する考察(気管支喘息の心身医学)(一般演題抄録・質疑応答(A, B))(第15回日本精神身体医学会総会)
- 3.コルチコイド療法と感染型喘息との関連(1 気管支喘息と感染)
- 76)アレルギー性素因をもつ気管喘息患者に対する心理療法の効果
- 3.心身相関の気管支喘息の症例(第1報)(第13回日本アレルギー学会総会)
- 54)情動の心電図に及ぼす影響について
- 14. 気管支喘息に対する心身医学的な治療について(2 アレルギーと心身医学)
- 心身医学的療法の統合について(心身医学における各技法の適用と限界)
- P.A. Tumulty著, 日野原重明・塚本玲三訳 新しい診断学の方法論と患者へのアプローチ-よき臨床医学をめざして- B5,頁396,\5,000,医学書院刊
- On How Little is Known About Altered States of Consciousness
- 萩原忠文先生を悼む
- 司会のことば : 総合医療体系の基幹としての心身医学 : その実践 : 各方面の現状
- 治療的自我(総合医療体系の基幹としての心身医学-その教育)(第17回日本心身医学会総会)
- 公害と気管支喘息(アレルギーおよび環境の心身医学4)
- 心身症の治療指針
- A-22) 喘息様疾患発生(児童)に対する大気汚染の影響について-心身医学的考察(第2報)(呼吸器疾患)(第16回日本精神身体医学会総会)
- C-38 慢性関節リウマチにおける心身医学的側面(心身症の臨床)(第15回日本精神身体医学会総会より一般演題抄録・質疑応答)
- 気管疾患(喘息を中心とした)に対する大気汚染の影響について : 心身医学的考察(気管支喘息の心身医学)(一般演題抄録・質疑応答(A, B))(第15回日本精神身体医学会総会)
- アレルギー疾患におけるアミンと情動との関係について(心身症とアミン)(Psychosomatic Diseases and Amines)
- 攻撃心の臨床
- 100)心身相関のいわゆるアレルギー性鼻炎について(第2報)(臨床各科(外科系))(第10回日本精神身体医学会総会)
- 外科手術患者の心身医学的考察 : 腹部手術患者を中心として
- 1)気管支喘息における心身相関(I-5 心身相関)
- Insidonの臨床効果について
- 56)気管支喘息の心身医学的研究
- 内科における心理療法(PSDの療法)
- (8)予定発言 気管支喘息の心身医学
- 大腸機能異常の臨床
- 第4回国際心身医学会によせて
- 第2回国際心身医学催眠学会について
- 肺結核症の精神身体医学的研究
- コメンテーション(第12回日本精神身体医学会関東地方会抄録)
- 気管支喘息と向精神薬 (向精神薬) -- (各科領域における向精神薬の適応)
- 第4回国際心身医学会(京都)の開催について
- 喘息とアレルギーならびにサイコソマティックス
- 心身医学の教育と研修 : アンケート調査のまとめ
- C-36 情動とHageman因子について(心身症の臨床)(第15回日本精神身体医学会総会より一般演題抄録・質疑応答)
- 心身医学の教育研修
- 6.心因と難治性喘息(III 難治性喘息の治療の諸問題)
- 13)院外増悪を示す気管支喘息に対する行動療法の応用(呼吸器・循環器)(一般演題抄録・質疑応答)(第9回日本精神身体医学会総会)
- 交流分析(心身医学における治療の実際と現状)
- I-2 線溶能と情動(情動と生理機能)(第14回日本精神身体医学会総会一般演題抄録・質疑応答(I))
- 平井富雄著, 精神科診断学アトラス, A4変型版, 380頁, 1,200円, 文光堂
- 司会のことば(痛みの心身医学)
- I-7 血管神経性浮腫の情動因子について(循環器)(第13回日本精神身体医学会総会)
- 小此木啓吾 著 「現代精神分析学(I・II)」 (I) : A5,上製, 396頁, \2,500,〒140,(II), A5,上製, 412頁, 2,500,〒140,誠信書房刊
- 心身医学の教育(心身医学の教育)
- 130.気管支喘息の血清補体に関する研究(補体)
- 1. 序説行動療法について(行動療法)
- 1.序説 : 行動療法について(パネルディスカッション「行動療法」)(第11回日本精神身体医学会総会)
- 特別発言 : インポテンツの臨床 (1)
- 九大心療内科における教育(心身医学の教育)
- おわりに(司会)
- はじめに(司会)(心身症の治癒機転)
- Michael Balint, M. D. 著, The docter, his patient and the illness(実地医家のための心理療法入門), (Pitman Medical Publishing Co. Ltd. London)
- 精神身体医学と精神分析
- 国際心身医学・催眠学会に出席して
- 13.心理的脱感作療法について(第5回アレルゲン研究会)
- 悪性腫瘍の精神身体医学
- 精神身体医学の実際
- 不活性C1 inactivatorを有する遺伝性血管神経性浮腫の1症例
- タイトル無し