ササラダニの7新種について
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概要
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1959年4月より一年間, 東京都下北多摩郡国立町において, 植生を異にする林下の土壌中のササラダニ相の調査を行なった際, 7新種を発見したので以下のごとく命名記載した。Epilohmannia ovata n.sp.ヒョウタンダニ(ヨコミゾヤマダニ科), (2)Cryptacarus hirsutus n.sp.ケブカツツハラダニ(ツツハラダニ科), (3)Nanhermannia parallela n.sp.ホソツキノワダニ(ツキノワダニ科), (4)Suctobelba naginata n.sp.ナギナタマドダニ(モリダニ科), (5)Cultroribula lata n.sp.マルタマゴダニ(タマゴダニ科)(6)Anachipteria grandis n.sp.ハネカブドダニ(カブトダニ科), (7)Ceratozetes japonicus n.sp.ヤマトコバネダニ(コバネダニ科)。これで現在までにわが国から見出されたササラダニは26科45属57種となった。なお, 本調査における異植生土壌中のササラダニ相の生態学的研究は次報にて発表する予定である。
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1961-03-30
著者
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