整形外科領域の心身相関(第1報) : むちうち損傷を中心として
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概要
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A study was made of consecutive 50 cases of "whiplash injury", in terms of psychological as well as social background. A majority of cases offered various problems, resistive to the conventional orthopedic remedy, although the specific objective finding failed to reveal, comparable to the problems. In conclusion, the following items proved to be a significant factors, making the cases difficult to manage : 1) The personality of patient namely, that of obsessive and hysterical tendency, 2) The occupation, especially professional taxi-cab driver, 3) The economical background, unstable condition, 4) Iatrogenic factors, lack of favorable relationship between patient and physician 5) The matters of insurance and compensation, 6) The influence of mass communication upon personality of patient. All of them proved to play an important role to some extent to make the problem intermingled. It was found that the time consuming personal interview was of prime importance for the adequate evaluation of the patient and determination of goal of sensible treatment.
- 日本心身医学会の論文
著者
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藤波 茂忠
日本医大第一病院神経科
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橋口 英俊
東京大学文学部心理学研究室
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藤波 茂忠
日本医大精神神経科
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石田 肇
日本医科大学整形外科
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石田 肇
日本医科大学 理診療
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葉田 裕
日本医科大学精神科
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