「学習環境としてのコンピュータ」を位置づけた授業づくり : ハイパーメデイアラボを活用した授業実践
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概要
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視聴覚&コンピュータ教室における「伝統的CAI」の日常実践に加えて、理科室などにおける「環境型CAL」の開発研究をすすめることにより、学習者は、コンピュータを「学習環境としてのコンピュータ」と認識するようになった。そして、学習者が主体となってコンピュータを理科の問題解決学習などに生かす場面が多くなった。このことは、「CAI」と「CAL」が1つの学校内で学習システムとして完成されている必要性を示すものである。さらに、コンピュータの教育利用を「情報伝達型」と「情報生産型」という概念でとらえることの重要性を説くものである。
- 日本教育情報学会の論文
- 1991-08-21