実践研究からみた小・中学校での情報活用の現状と高校・大学等に及ぼす今後の課題
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概要
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初等・中等教育におけるコンピュータ利用は,この10年間に著しく進展したかのようにみえるが,それが情報活用能力の育成にどれほど役立っているかは,まだ明確な評価をくだし得る段階にはないように思われる.そこで,先導的試行の成果という形で報告されている若干の実践研究の中から,特に問題となる事例をとりあげ,画像処理,データベース型学習ソフト,データベース利用,情報処理教育,パソコン通信の利用等の現状を例示するとともに,それらの成果が高等教育の場で活かされるような環境整備が緊急の話題であることを説いた.
- 日本教育情報学会の論文