小学校5年社会科グループ発表のコンピュータ活用
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概要
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この研究は小学校の指導要領の改正に伴い,新学力観に見合った授業の改善を踏まえて,児童の興味・関心・意欲を重視して,学習を児童自ら進める主体的態度を養うために設計されたものである。児童の関心・意欲・態度を重視する指導要領が完全実施されて3年になるが,なかなか授業が変わらない。学校教育では教師自身がコンピュータを利用して,授業を受けて来た経験がなく,思い切ったコンピュータ導入には勇気がいるのが現状なのかもしれない。また,コンピュータは他のテレビ,ビデオやCDなどの教育機器とは少し違う。それは,何をどのようにさせるかは,教師や児童しだいということである。活用する人しだいでコンピュータはいろいろな道具に変身するのである。この学習はまさに児童も教師もコンピュータを道具として活用した事例の一つである。
- 日本教育情報学会の論文
- 1994-07-29