コース制に対応した準専門的情報教育過程の開発と実践 : 音楽系コースへの取り組み/DTMを題材にして
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在,多くの高等学校でコース制が導入されている。これに応じて,情報教育もコンピュータ・リテラシーを主眼とした基本的内容だけでなく,コースの特性に応じたやや専門的分野での利用技術教育に踏み込みはじめている。こうした異なる教育課程の特性に応じた情報教育過程開発研究の一環として,音楽系コース(本校では「音楽科」)を対象とした授業過程を構築し,実践した。この結果,授業の積極性が非常に高まり,コンピュータ・リテラシーという基礎面と,コンピュータ音楽制作を題材にしたパーソナルコンピュータ(以下PC)利用技術能力の向上という2つの目的を達成することができた。この授業過程の実践と展開およびその結果について発表する。
- 日本教育情報学会の論文
- 1998-08-03