WWW用アンケート収集プログラム自動生成システムWebQuestの開発
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概要
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インターネットの急速な普及により,従来のアンケート用紙による調査に替わって,WWW (World Wide Web)のホームページを利用したアンケートが増加してきている.しかし,インターネットやイントラネットでアンケートを行うためには,調査用ホームページ作成のためのHTMLや,アンケートデータ収集用のCGI (Common Gateway Interface)プログラム言語の知識を必要とし,調査者が簡単に利用することは難しかった. そこでWindows環境において対話形式でアンケートの質問を設定することにより,WWW環境で使用するアンケート記入用HTML,アンケート項目入力チェック用JavaScript,アンケート収集用CGIプログラムであるPrelスクリプトを自動生成するシステムWebQuestを開発した. WebQuestは質問の内容により,単一回答,複数回答,順位回答,項目記入回答,文章記入回答の5種類の回答方法による調査ができ,また,収集データはWindowsのCSV形式になっているため,Excelなどの表計算ソフトで直接読み込み,集計や分析が可能である.
- 日本教育情報学会の論文
- 1999-09-30