貨幣と日常心理
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概要
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多胡輝著『お金に好かれる人お金に嫌われる人』で提出されているテーゼを素材として、貨幣と社会関係の問題を考察する。貨幣は商品と商品、人間と人間を媒介する存在であるが、第一章では貨幣が媒介物としてふさわしくないと感じられる場合を考察する。また、貨幣は量的な存在であるとみなされるが、単なる量という性質が否定される場合を第二章で取り扱う。第三章では、自我と貨幣との関係を浪費等との関連で分析する。第四章では、「おごる-おごられる」という関係を社会的勢力との関係で考察する。
- 大分大学の論文
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