南部北上山地牡鹿半島のジュラ系についての層位学的研究の補足と若干の考察
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概要
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北上山地牡鹿半島のジュラ系牡鹿層群について,これまでに発表した研究論文に書き漏らしていた観察結果をまとめて追補とした。とくに,月の浦沖の小綱島の詳しい地質・化石産地を載せた。またこれまで侍浜部層から報告された化石とくにアンモナイトについて総括を行った。さらにジュラ紀後期の重要な示準化石であるペリスフィンクテス類について網羅的なサーベイを行い,これまで報告のなかった標本の図示も行った。取り上げた種類は,Kranaosphinctes matsushimai (YOKOYAMA)とPerisphinctes ozikaensis FUKADAで,北上山地のみならず日本全国からの産出標本を調査した。最後に牡鹿層群を基盤とする女川原子力発電所付近の地質についての所見を記した。
- 財団法人深田地質研究所の論文
- 2002-06-28
著者
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