看護学生の保育所実習における学習内容 : 基本的生活習慣に関して(人間科学編)
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概要
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看護学校養成所指定規則におけるカリキュラムの改正(1968年)後,保健が重要視されるようになり,健康児を理解するなどの目的で,保育所実習が多くの看護婦養成学校でおこなわれるようになってきている。子どもと接する機会の少ない最近の学生の成育環境を考慮に入れ,本学でも開学当初から「乳幼児に接する体験を通して乳幼児の理解を深め,小児看護の基礎的能力を養う」という目的でカリキュラムに組み入れて実施し,過去3回の実習を経験して今日に至っている。これまでの保育所実習助係の研究は,小児看護学の組み立て方などの一部として,理念や実施方法をまとめた研究保育所実習の意義,今後のありかた,目標の達成度をみた研究)などがあるが,いずれも概括的な研究といえる。実習での実際の学習内容についての,詳細な検討を行った研究は少ない。本研究ぱ看護にとって最も重要である「生活の援助」のための基礎となる基本的生活習慣(生活必需行動)の学習に焦点をあて,具体的な学習内容を明確にすることを目的とした。
- 千葉県立衛生短期大学の論文
著者
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吉田 由美
東邦大学医療短期大学
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梶山 祥子
東邦大学医療短期大学
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草場 ヒフミ
千葉県立衛生短期大学小児看護学
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草場 ヒフミ
神戸大学
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吉田 由美
順天堂大学大学院体育学研究科健康管理学
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應平 映子
千葉県立衛生短期大学小児看護学
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梶山 祥子
千葉県立衛生短期大学小児看護学
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吉田 由美
順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院
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