小学校特殊学級に通う進行性筋ジストロフィー症児童に対する支援方法についての一考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
「人生の価値はどれだけ長く生きたかではなくて、いかに充実して生きたかということにある、そして自分は幸福だった(福山,1999)」とはある筋ジストロフィー症の方の言葉であるが、私たちが各ライフステージにおいて適切な支援をしていくかどうかは重要なことである。今回、小学校特殊学級に通うA君とのかかわりを通して、QOL(生活の質)や自己効力感の向上、地域の学校に通うことにつながるかかわり方や支援方法を検討した。そのなかで、こうした取り組みを継続して行なっていくことで、筋ジストロフィー児童が地域の小学校に通いながら、豊かな生活や広い視野を持つことができる環境を構築できる可能性があると思えた。
- 北海道教育大学の論文
- 2003-02-05
著者
関連論文
- 小学校特殊学級に通う進行性筋ジストロフィー症児童に対する支援方法についての一考察
- 子供たち一人一人が満足感、成就感を持てるような学習へ : 「ダンダンつくろう!ダンボールで作ろう!!」 : 特殊学級での教育実践
- A君が安心・納得して行動の切りかえがスムーズにできるように : 見通しを持ちやすい環境作りを目指して