授業研究方法論 : 広島大学教育方法学研究室の事例分析
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概要
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授業研究方法を身につけることは、教師が自己教育の一環として自らの授業実践力を向上させるために重要である。そのためには"簡便で、誰にでも楽しくできる"授業研究方法の手順が明らかにされるべきである。このような問題意識から、本研究は広島大学教育学部教育方法学研究室で伝統的に行われてきた授業研究方法を、二つの授業研究の事例について詳細に分析、整理し、それに基づき、同研究室の授業研究方法をベースにした授業研究方法の手順を仮説的に提示した。その手順は概要次の通りとなった。授業前1.指導案について共通認識をもつ2.授業仮説に基づき、主要な分析の観点を設けておく 授業中 授業を観察し、記録する 授業直後1.初発の感想と印象批評を述べる2.場面割りをする 授業後1.場面毎の分析を行う2.まとめを作成する
- 沖縄国際大学の論文
- 2003-03-31
著者
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