行為システム理論の射程に関する一考察 : パーソンズ理論における歴史的アプローチの可能性
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概要
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パーソンズ理論に関する議論は、現在いかなる段階に至っているのだろうか。本稿は、近年パーソンズ理論が「モダニティ」との関わりで論じられてきている状況をふまえ、パーソンズの行為システム理論における歴史的アプローチの可能性を、「ヴォランタリスティック行為理論」の再考のなかで捉えなおすことを試みている。この試みは、パーソンズ理論における<モダナイゼーション>の視座および現実社会への歴史的アプローチの諸可能性というテーマに向けた一考察に他ならず、ひいては社会学理論における<一般理論>の意味をあらためて追究する必要性を示唆するものである。
- 岩手県立大学の論文
- 1999-07-31
著者
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