動的システムに対する修正逐次確率比検定を用いる異常検知器の検知時間分布の推定
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概要
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動的システムの正常状態と異常状態に対応する2つのカルマンフィルタと修正逐次確率比検定を主な構成要素とする異常検知器について、異常発生から異常検知までに要する検知時間の確率分布を推定する一方法を提示する。この方法は、2つのカルマンフィルタからの出力残差に対して定義される対数尤度比の推移確率に関する積分方程式をFFTにより高速に計算するものである。本方法の適用例としてある航空宇宙機の横運動制御系に対する異常検知を対象とし、本方法による結果を通常この種の問題に頻繁に用いられるモンテカルロシミュレーション法による結果と比較して、本方法の有用性を示す。
- 崇城大学の論文
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