低脂肪食およびトレッドミル訓練が食餌性肥満ラットのダイエットに及ぼす影響
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概要
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我々は、低脂防食およびトレッドミル訓練がヒトの肥満に類似した高脂肪飼料誘発肥満ラットの体脂肪率、摂食効率及びインスリン作用に及ぼす影響について研究した。高脂肪飼料誘発肥満ラットにおいて、摂食効率(体重増加量/摂取エネルギー)の上昇、高インスリン血症、肝細胞膜インスリン受容体結合能の低下が認められた。トレッドミル訓練および低脂防食+トレッドミル訓練は肥満ラットの肝細胞膜インスリン受容体の結合能を高め、高インスリン血症を抑制する働きがあった。とりわけ、低脂防食+トレッドミル訓練は肥満ラットの体重増加を抑制し体脂肪率を減少させた。これらの代謝変化が高脂肪飼料誘発肥満ラットにおいてダイエット効果を発揮していると考えられる。
- 2003-03-25
著者
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