英語の加算名詞と不加算名詞の区別について教授法の提案
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概要
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日本の学生にとっては,英語の加算名詞と不加算名詞の間に区別をつけることは難しいことである。日本語の文法にはこの区別がないが,英語の基本的な文法では,加算名詞と不可算名詞の区別は重要な事である。文法以外には,(不)加算名詞の間違いからコミューニケイション問題も生じる。本論文では,典型的な英語教科書の(不)加算名詞の説明を調査する。教科書によって加算名詞と不加算名詞は文法や生来の特性の面から説明がある。こういう説明は多少に有益であるが,簡単に理解できるまたは名詞の種類を広く考慮に入れた説明がない。そこで,学生が利用できる加算名詞と不可算名詞の間に区別をつけるための「テスト」を提案する。この「テスト」は具象名詞も抽象名詞も広範囲で応用できるし,簡単に利用できる。他の(不)加算名詞の説明方法を代わりに用いるよりは,提案した「テスト」と既存の方法とを組み合わせることにより,学生にとって(不)加算名詞はもっとも明確になると願う。さらに,この「テスト」の落とし穴についても述べる。
- 東海大学の論文
- 1994-03-30