軽量鉄骨系プレハブ住宅の居住性について : II 勤労者世帯の延べ床面積要求水準
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
勤労者世帯に於ける一戸建プレハブ住宅に対する延べ床面積の要求水準は, 85〜95m^2の範囲に全体の約70%が集中し家族人数は4人を筆頭に5人,6人を含んでおり,2人,4人家族は70〜80m^2を要求水準としているものが殆どである。しかし名古屋市に於ける家族数2人の場合の55m^2或は,郡部の5人,117m^2といった要求も全体の約3%という非常な低率ではあるが見受けられ,地域の特異性を示している。以上の結果からメーカーは最も要求の多い85〜95m^2を中心にした4〜5人家族用の住宅を重点的に生産し,建設費のコストダウンを計ることによって需要者の要求に少しでも応えるべきではないかと思う次第である。
- 名古屋女子大学の論文
- 1974-03-15
著者
関連論文
- 家政学における住居学の方法について(1.シンポジウム:家政学の総合化・体系化の基礎としての方法論について,セミナー(講演と討論))
- カーテンの保温効果の検討
- 軽量鉄骨系プレハブ住宅の居住性について : II 勤労者世帯の延べ床面積要求水準
- 軽量鉄骨系プレハブ住宅の居住性について : I 名古屋市の場合
- 家政学系大学における住居学教育についての研究