家庭用自動食器洗い機の機能性についての一考察(その2)
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概要
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以上をまとめてみると食器洗い作業において自動食器洗い機使用の有無が時間およびエネルギー消費にどの程度の効果があるかを検討するため前回にひきつづき実験を行なった.今回は被検者の呼気を採集.分析して0_2消費量,C0_2発生量を実測し,計算と実測の両法によって手動,自動の比較を試みた.その結果5人家族の場合,手動は自動に比較し,時間において約5倍,エネルギー消費において計算によると約4.3倍,実測によると約7.7倍の数値を得た.実測の結果をみても自動食器洗い機の効果は相当大きいものと考えられた.しかしここに得た数値は被検者や作業条件により当然変動のあるものと考えられるので今後更に検討をつづけたいと考えている.
- 名古屋女子大学の論文
- 1972-04-01
著者
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