近代ロシア社会再考(続) : 「科学と文化」の時代における労働者をめぐって
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概要
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I. 問題の所在 近代ロシアの都市と農村-二元論と関係論 II. 近代ロシアにおける「科学と文化」の時代性 1. 「科学と文化」の担い手-政府とインテリ・専門家 2. 「科学と文化」の時代的雰囲気 3. 「科学と文化」の象徴としての出版 4. 「科学と文化」の発現様式としての「ヴ・ナロード」(以上前号) III. 近代ロシアにおける都市の風景(以下本号) 1. 序言-ペテルブルグという都市空間 2. 都市の風景 3. 都市の労働住民 4. 都市の時間 1)教育啓蒙 2)飲酒と居酒屋 3)娯楽 IV. 工場地区と工場労働者 1. 工業化と工場地区 2. 工場地区の生活 3. 「ザヴォツキエ」の出現 1)労働者の鐵想記 2)労働者の区分基準 3)アレクセーエフの場合 4)カナトチコフの場合 5)革命諸派の立場 V. 1870年代ペテルブルグ労働運動 1. サークル運動における労働者 1)サークルの時代 2)「独学と実践活動サークル規約」 3)ラヴローフ派サークル 2. 「労働者=インテリ」をめぐって 1)「オブノルスキー・パラドックス」 2)労働者集会と労働者組織 3)「カザン・デモ」の真相 4)「ロシア労働者北部同盟」の結成 VI. 結語
著者
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