近代ロシア社会再考 : 「科学と文化」の時代における労働者をめぐって
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概要
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I.問題の所在 近代ロシアの都市と農村-二元論と関係論 II.近代ロシアにおける「科学と文化」の時代性 1. 「科学と文化」の担い手-政府とインテリ・専門家 1)啓蒙と開明の時代 2)インテリゲンツィアと専門家 2. 「科学と文化」の時代的雰囲気 1)「厚い雑誌」の普及 2)「科学と文化」の全国的ネットワーク-科学団体の設立 3)「大改革期」の文化的圏際環境 3. 「科学と文化」の象徴としての出版 1)検閲政策と出版 2)出版事情全般 3)革命派出版事情 4)農村農民と読書 4.「科学と文化」の発現様式としての「ヴ・ナロード」 1)人民との接触-「ナロード」のイメージ 2)宣伝と宣伝家 3)宣伝の方法-言語コミュニケーションをめぐって(以上本号) III.「科学と文化」の結節点としての「労働者=インテリ」(以下次号) 5. 1873年の革命派諸綱領 6. サークル運動における労働者 7. 「ザヴォッキエ」の世界 8. 「労働者;インテリ」の出現をめぐって IV.結語
- 九州大学の論文
著者
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